シ ル ビ ア シ ジ ミ の 名 に 想 う
益 永  葉
 
 
撮 影 場 所:栃 木 県
撮 影 月:10 月
 

鬼怒川の河原で保護されながら健気に種の命脈を保っているこのシジミチョウの最初の発見は明治時代。
外国人教師フェントンによって命名記録されたにもかかわらず、その後忘れられ、戦後になってから、チョウ研究の第一人者、中原和郎博士の夭折した愛娘シルビアちゃんの名を付された蝶と同一のものと判明。
チョウをめぐるロマンあふれる話を詳細に調査した中村和夫氏の著作「シルビア物語」を読んで、このチョウへの想いを深めた。
 

シルビアシジミ
シジミチョウ科
環境省レッドリスト-絶滅危惧IB類
関東地方~九州にかけて分布し、河川堤防や河川敷、農地、採草地などの丈の低い草原に生息する。幼虫の餌(食草)は、マメ科のミヤコグサのほか、シロツメクサも利用される。全国的に大きく減少しているが、シロツメクサを食草として利用している地域では、個体数が多くなっている。

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